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YABUのイギリスフェス紀行2011〜#13 世界最高レベルの都市型フェス、V-フェスティバル

2011年8月24日更新

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8月も残りわずか。だいぶ暑さも落ち着いてきましたね〜。フェスシーズンも終盤。本国イギリスでは8月の終わりに大きな都市型フェスが立て続けに開催されるということもあり、最後の盛り上がりを見せているようです。今回はそのうちのひとつ、Vーフェスティバルをレポート!

YABUのイギリスフェス紀行2011〜#13 世界最高レベルの都市型フェス、V-フェスティバル

人気があればOK!アイドルもHIP-HOPもアリ

Vは、面子はあまり他のフェスと代わり映えしない、「あぁまぁこういう感じだよね」というラインアップが通例ですが、二点例外があります。

一つは、アイドルを平気で出すところ。音楽ビジネスのモデルとして確固たる地位を築き上げているフェスティバルですが、アイドルに与えられる枠は、そう多くありません。そんな彼ら彼女らに、Vは結構平気でオファーをかけます。事実、これまでもデヴュー間もないケィティ・ペリーが出演したり(何と演奏時間たったの30分?!)と、そこはブッキングに関して他のフェスにはない「強み」ではあるでしょう。

もう一つ、それはHIP-HOPアクトの充実。グラストンベリーのビヨンセLIVEレポートにも書きましたが、イギリスの音楽フェスは基本的に「ギターロック至上主義」で廻っています。なのに、Vはこれまた割と平気にブッキングをします。「人気があれば良い」というブッキング方針なのでしょうが、僕はその方針は決して間違っていないと思います。だってこの機会がなければ、観れなかったアイドルも沢山いたでしょうし、実際にここで観て印象が変わったアーティストも多数いましたからね。

と、そんなVの今年の目玉は、何と言っても日曜日のリアーナ→エミネムという流れでしょう。土曜日のトリを飾ってくれたアークティク・モンキーズには失礼ですが、こればっかりはしょうがない。会場の雰囲気が日曜日はガラリと変わって、みんな夜に向けてソワソワしておりました。

しかし、リアーナはまぁ美人だし、しっかり観客を盛り上げてくれたので良かったのですが、問題はエミネム。

HIP-HOPは楽器を演奏する訳ではないので、LIVEにおいてはMCの観客との掛け合い、コミュニケーションの取り方が非常に大事だと思っているのですが、エミネムがこれを全くしない。「Hヘ~イ!Vフェスティヴァ~ル!!」何て叫ぶことさえ、サポートで来ているD12のメンバーに任せて、自分はラップするだけ。それも、別にCDのまんま。特別何か最近の出来事に対する風刺をきかせるわけでもない。

何だか、自分の気持ちを読み取られないように、観客と自分との間に幕を張っている。そんな印象を受けました。彼は自分の人生を切り売りする様なラップをしているだけに、逆にそれが際立ってしまう。観ていて、少しだけしんどく、寂しさを感じてしまうLIVEでした。

と、辛気臭い話で締めてしまいましたが、フェスティバル自体は充実していました。天気も土曜に一度崩れた位で、割と安定しておりましたし、何より他に観ることが出来たペンデュラム、ハード・ファイなどの演奏は相変わらず素晴らしかった。

初めて来たときは、「好きになれないな~」なんて思ってたんですが、今は一週廻って好きですね。もちろん、出てくれる面子にも拠るんですが、サマーソニックと並んで世界最高レベルの都市型フェスティバルの一つ。そう断言できるフェスティバルです。日本から行ったとしても、まず損することはないと思います。

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コメント

はじめまして。
今年Vフェスに初めて参加するのですが、最寄駅~会場までのシャトルバスは有料でしょうか?事前に予約など必要ですか?
また、レディングなどでは長靴で一般ですが、Vフェスも同じく長靴の方が良いんでしょうか?
質問ばかりですみません^^;

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