8月も残りわずか。だいぶ暑さも落ち着いてきましたね〜。フェスシーズンも終盤。本国イギリスでは8月の終わりに大きな都市型フェスが立て続けに開催されるということもあり、最後の盛り上がりを見せているようです。今回はそのうちのひとつ、Vーフェスティバルをレポート!
オラレ!日本4大フェス、フジ・サマソニ・ロッキンジャパン・ライジングが終わり、暑さにも若干の陰りが見えてきたようで、日本の夏も終わりに近づいてきたみたいですね。
ただし、こちらイギリスはある意味これからが本番。Vフェスティバル、レディング&リーズフェスティバルという世界最大級の都市型フェスティバルが、続くからです。アーティスト、プロモーター、ジャーナリスト、僕らの様なマーケット出店者、そして何より音楽ファンにとって、地上波TV中継も入るこの二つのフェスティバルが終るまでが「夏」なんですね。
という訳で、今回はまずVフェスティバルに出店してきました。

昨年から連載を読んでいただいている方はご存知かと思いますが、僕はレディングフェスティバルというイベントを、あまり評価していません。理由は、昨年も書きましたし、来週またレディングのレポートで改めて触れようと思っているのでそちらに譲りますが、Vフェスティバルは、レディングの長所を受け継ぎ、短所を見事に改善したフェスティバルです。
同じ二箇所同時開催、最後のアクトが終っても駅から電車でLondonまで帰れる。これらの長所を踏まえた上で、3日間ではなく2日開催、草地が死なないように地面にビニールシートを敷く。といった処置を施しています。

シートの上で、ごろん
都市型のフェスって、3日もいらないんですよね。2日でちょうどいい。そして都市でやる以上、そんなに場所は広くないのに、人だけは入れなければいけませんから、草地でやるとどうしても草が死んで砂地になっちゃう。レディングは世界初の都市型フェスなので、そういったところは「しょうがない」のですが、後発フェスできちんと改善しているVの努力は素直に評価するべきです。「草にビニール」なんて、嫌がる人もいるでしょうけどね。

もう一つ、V最大の特徴を挙げておきます。それは気持ち良いまでのスポンサーとの全面癒着。そもそも「Vフェスティバル」の「V」は「Virgine」の「V」です。ヴァージン航空やヴァージンモバイルでお馴染みの。
他にもコカ・コーラをタダで配るブースや、NINTENDO 3DSを無料体験できるコーナー。ステージ名も「バカルディ」や「ストロングボウ」などこちらの有名アルコール商品を冠しており、もう「タイアップフェスティバル」と言ってもいいほどの完全な商業主義。
ただし、僕はこれはこれで良いと思っています。だって、都市型のフェスに「ゆったりキャンプ」なんてそもそも求める方がおかしいですし、スポンサーさんがいるからフェスティバル側もしっかり黒が出せるんです。フェスティバルはお金を稼ぐためだけにやっている訳ではありませんが、フェスを継続運営していくためにはお金は、黒字でフェスを終えることは、何よりも大事なことです。

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