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YABUのイギリスフェス紀行2011〜#10 ワールド・ミュージックの祭典、WOMADフェスティバル

2011年8月4日更新

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フジロック参戦のみなさま、お疲れさまでした!フジボケに襲われてませんか〜?さて、今回は世界中の音楽、グルメ、アートが集結する世界最大のワールド・ミュージックの祭典、WOMADフェスティバルをレポート!

YABUのイギリスフェス紀行2011〜#10 ワールド・ミュージックの祭典、WOMADフェスティバル

オラレ!フジロックはいかがでしたか?ツィッターを見る限り、今年は天候も大分安定していたみたいですね。皆さんが苗場でウハウハウキウキしている間、僕はイギリスWOMADフェスティバルでウハウハウキウキして来ました。

WOMADの詳細は昨年のレポートに書きましたので、そちらをご覧いただくとして、最初にきちんと書いておくと、僕はこのWOMADフェスティバルが一番好きです。この連載は、「一般的に考えて、日本からイギリスまで行く価値があるか?」を基準に書いているので、何か一つのジャンルに特化したフェスを真正面から褒めるのは極力控えるようにしているのですが、これだけは別です。ムリです。ガマンできません。

WOMADは世界最大の「ワールドミュージック」の祭典ですが、そこには一切の啓蒙臭、「今アフリカの大地では貧困により子ども達が死にかけている」だの「地球を守ろう」だの、ちょっと眉をしかめてしまう様な上から目線の「指示」は存在しません。

ただただ、世界各地から終結した音楽が、料理が、踊りが、アートが、文化があるだけ。前夜祭の木曜日から最終日曜日まで、まるで世界各地を旅行している様な。「音の万国博覧会」、そう表現してもいい、かけがえのない特別な週末です。

そんなWOMADを象徴していると言えるのが、Taste Of Worldというステージ。ここでは、アーティストが自国の郷土料理を調理し、オーディエンスにふるまってくれます。そして調理の最中、例えば煮込み料理を作っていて10分ほど時間が出来たら、

「じゃぁ、ここで一曲・・・」

とおもむろに楽器を取り出して、ポロ~ンポロ~ンとギターを弾く。

今年も多くのミュージシャンがこの「ステージ」という名の調理台に立ちました。僕が観ることが、そして食べることが出来たのは、マリのKhaira Arbyというシンガーが作ってくれた、砂漠で食べるカレーの様な食べ物です。

ぶつぎりのマトンを、マリのハーブで煮込んだカレーは、とろみのあるスープの様な食感で、それがライスとほどよく合い、辛さや塩気もちょうどよく、お米は少し硬かったですが、ルー自体は日本人の口にも合う一品でした。

もちろん、調理の合間、というか今回は珍しく「調理しながら」、バンドの演奏に合わせて歌い・踊っていました。

料理も音楽も文化なので、その「土地」に根付いているものです。彼らの演奏を見ながら、料理を頬張りながら、そして服を見ながら。まだ行ったことのない見知らぬ土地に思いを馳せ、そして行ったことのあるあの場所を懐かしむ。

そんな楽しみが出来るフェスは、世界中でここだけ。旅行が好きな僕としては、音楽だけじゃなく、「旅行先」の見本市でもあるんです。

《2/3ページ:印象に残ったアーティスト》

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