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YABUのイギリスフェス紀行2011〜#9 今年はポーティスヘッドがキュレーション!I’ll Be Your Mirror

2011年7月27日更新

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さぁいよいよ今週末はフジロック!明日には苗場に乗り込んで、前夜祭から楽しむという方も多いのでは。体調管理だけはしっかりと!さて、今回はポーティスヘッドがブッキングを担当したフェス、I’ll Be Your Mirrorをレポート!

YABUのイギリスフェス紀行2011〜#9 今年はポーティスヘッドがキュレーション!I’ll Be Your Mirror

ポーティスヘッドがが示した音楽フェスの在り方

ただ、勿論一番素晴らしかったのは、ポーティスヘッドによるブッキングです。土曜・日曜の二日間開催だったんですが、両日ともポーティスヘッドがヘッドライナー。後はPJハーヴェイだったり、カリブーだったり。ポーティスヘッドがブッキングしたアーティストが、決して広くない会場に設置された4つのステージに散りばめられていました。

これの効果的だったところは、一通りのアクトを観て、ポーティス・ヘッドのライブを観ると、今まで見えてなかったポーティス・ヘッドの魅力に気づくことが出来たことです。ヒップ・ホップ、レゲエ、ポスト・ロック、シネマステージで流されていた映画でもいい。それらを観てからポーティス・ヘッドのライブを観ると、CDで聴いているだけではわからなかった音・工夫を読み取ることが出来ました。

こう書くと、もしかしたら「ポーティス・ヘッド1人勝ち」のとんでもないワガママフェス、みたいに思うかもしれませんが、いやいやとんでもない。このポーティス・ヘッドのライブを観てから、もう一度このフェスで聴いたアーティスト、PJハーヴェイやブラック・ルーツを聴きなおすと、今度はそこに新しい発見があるんです。「あ、こんな聴き方あったんだ」と。

僕は、再来週、ビッグ・チルというフェスティバルに行ってきます。そう、僕が昨年、けちょんけちょんに叩いたフェスティバルです。ただし、それは一昨年受けた感動が余りにも大きかったことからの反動でした。

その一昨年受けた感動に近しい者を、このI’ll Be Your Mirrorから受け取ることが出来ました。今まで普通に触れてきた音楽への、新しい聴き方、新しいアプローチ。もちろんここでは、ポーティス・ヘッドという1組のアーティストが軸になっているので、かなりその「幅」が限定されてしまうことは事実ですが、音楽を好きであれば好きであるほど、受け取るものが多い、見返りが多い。そんな本来の「音楽フェスティバル」の在り方を、言葉ではなくアティテュードで示してくれている。

ATPも、I’ll Be Your Mirrorも、腐るにはまだまだ時間がかかりそう。僕は日本のに行くことが出来なかったんですが、日本は如何でしたか?これと同じ感動を得ることが出来たでしょうか?

そうであることを願いますし、同時にATPそのものの日本開催も願います。こんなに良いフェスが日本で開催されないなんてもったいないですから。

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