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【YABUの英国フェス紀行】#15 これにてシーズン終了!島民熱狂のJersey Live Festival

2010年9月8日更新

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台風接近中の日本列島、この雨で少しは涼しくなってくれるといいんですが。さて、イギリスの夏フェスシーズンもいよいよ終わりです。YABUが最後に向かったのはフランス近くに位置する小さな島、ジャージー島でのJersey Live Festival。夏の雰囲気が残るこの島で行われた年に1度のお祭です。ひとまず現地からのレポートはこれが最後!連載はまだ少しだけ続きますのでお付き合いください〜

【YABUの英国フェス紀行】#15 これにてシーズン終了!島民熱狂のJersey Live Festival

オラ!コモエスタス?日本は記録的な猛暑も陰りを見せ始めたようですが、少しは過ごしやすくなっていますでしょうか?そろそろ帰国が近づいているので、帰るときの服装が心配です。ダウンを着込んで成田に着いた本田圭祐選手の様なことが無いように、今のうちに日本の気候にもイメージトレーニングで慣れておこうと思っています。

なんせ、イギリスでは学校が先週から始まったのですが、既に冬服登校です。夏服が活躍するのは、一年の間の僅かな期間のみ。正にフェスティバルシーズンとほぼ綺麗に重なっているわけですが、制服が変わっても、フェスティバルはもうちょっとだけ続きます。今回は、イギリス本土から遠く離れたジャージー島で毎年行われている、Jersey Live Festivalへ出店してきました。

と言っても、「一体どこ?」と思われた方が多いと思います。実際、僕も最初はそうでした。「地球の歩き方」を読んでも、一行たりともジャージー島に関する記述はありません。(あったらすいませんダイヤモンド社さん)

ジャージー島は、イギリスというより、フランスに近く位置している小さな小さな島です。Londonからは、飛行機で一時間。プールやウェイマスといったイングランド本土の港町からは、高速フェリーで4時間弱で着きます。

なので、携帯電話もフランス圏内になります。ジャージー自体はイギリスなのに、Londonからジャージー島に電話をかけようとすると、国際電話料金になってしまいます。知らずに行って、ジャージーから電話をすると、とんでもないことになるので、行かれる方はご注意を。


静かなジャージーの街並み

フランスに近いことは、ジャージー島の住民の生活・文化に大きな影響を与えています。学校で習う第二外国語、日本で言う英語は、ジャージー島ではフランス語です。街を歩くと、フランス語で会話している人達もちらほら。今は少なくなったそうですが、お年を召した方の中には、フランス語しか話せない人も多くいるそうです。イギリスは街一つ離れただけでアクセント、訛りが違い、リバプール訛り、ニューカッスル訛り、とそれぞれ名前が付けられていますが、ジャージー訛りには「フレンチ・イングリッシュ」という名前が与えられるほど、フランスの色が非常に濃い土地です。

もう一つ、大きな特徴があります、それは税金の低さ。消費税一つとっても、イングランドが約17%なのに対して、ジャージー島はたったの3%です。同じ国なのに、税率が違うのは日本人からしたら驚きですが、本当です。当然、政府はイングランドではなく、ジャージー独自の政府です。なのでもちろんお金もイングランドとは違います、1ポンドがコインではなく紙幣です。ジャージーのお金は、イギリス本土でも使えますが、スコットランド紙幣と同じ様に、嫌がられます。なので旅行される方はこちらにも充分ご注意下さい。

税金が低いことから派生して、ジャージーにはお金持ちが多いです。正確に言うと、お金持ちが住みたがって、住んだらそのまま出て行きません。なので、中心街でさえ非常に穏やかで、ゴミもない素敵な街です。先入観が僕にそう思わせているかもしれませんが、どこか気品が漂っているとさえ感じます。イギリス本土から遠く離れて、独自の発展を遂げたジャージー島は、イギリス領土でありながら、「外国」と銘打っても構わないほど、独特の雰囲気を以って旅行者を迎え入れてくれます。

もっとも、それは裏を返すと、「娯楽が少ない」ことも同時に意味しています。なんせ街に貼ってあるLIVEのポスターは、どれもコピーバンドのものばかり。今回僕が行った時には、レッチリのコピーBANDのポスターなどが貼られていました。映画館も、港近くに中規模のシネコンが一軒あるだけで、イギリスの伝統文化である演劇も、この街ではそうそう滅多にはお目にかかれないようです。

《2/4ページ:小さな島の年に1度のお祭り》

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