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TUNING HOME > 【YABUの英国フェス紀行】#14 都市型フェスの礎、Reading Festival

いよいよ9月に突入!日本はまだまだ残暑が厳しいですが、イギリスは早くも冬の予感…この連載も残りわずかになりました。今回は、ガンズの遅刻で話題のフェス、Reading Festivalをレポート!リバティーンズ再結成の地としても注目を集めていたフェスです。ではどうぞ〜

【YABUの英国フェス紀行】#14 都市型フェスの礎、Reading Festival

期待を裏切らないお騒がせ人物、アクセル・ローズ

あと、せっかく観れたんで、一応ガンズにも触れておきます(笑)

もう日本のニュースサイトでも挙がっているので、ご存知の方も多いと思いますが、一時間遅刻して、演奏中に電源を抜かれてしまいました(笑)

ここまでで触れてきたとおり、レディングは街中で行われるので、演奏時間の締め切りには厳しいです。なので、まぁこの事件に関してはガンズが悪いです、100%。途中で演奏を打ち切られて、プリプリ怒ってるみたいですが、遅れて来る方が悪いに決まってます。

ちなみに肝心の演奏ですが、まぁ予想通り、といったところ。アクセルを休ませるために、やたらギターソロが長くて、これがまた退屈で退屈で。ただ、ガンズは間違いなくスタジアムクラスのBAND、なので「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」や「ノヴェンバー・レイン」辺りを演奏したときには、流石に会場の温度は一気にUP。ただ、演奏中に段々平熱に戻っていきましたけどね(笑)

ガンズを嫌いな人もいるでしょうけども、こういう大型のフェスのトリには、色んな意味で相応しいBANDだと思います。Oasis亡き今、こんな面白い話題を振りまいてくれる人も少ないですからね。

しかし今年のレディングは偉かった。よくまぁガンズとリバティーンズなんていう不確定要素を二つも抱え込む覚悟を決めてくれました。一つはダメダメだったけど、一つは最高でした。その辺りは「流石レディング」としか言い様がないです。なんだかんだ言っても、面子だけを考えれば、レディング以上のフェスティバルなんてそうそうないですから。

これだけのラインナップを揃えることが出来るのは、やはり「伝統の力」と言って良いでしょう。もちろん、金銭力もあると思いますが、レディングに出演することは、世界中のミュージシャンにとって誇るべきことで、それ自体が充分にステータスに成り得ます。こればっかりは、他の振興フェスティバルが真似できない圧倒的な「強み」です。

ただし、繰り返しになりますが、その肝心要のアーティストが、満足に観ることが出来ない可能性があることだけは、肝に銘じておいてください。

それさえ覚悟出来ていれば、レディングフェスティバルは毎年でも日本から足を運ぶ価値のある、素晴らしい出演者の揃ったフェスティバルです。

そして何よりも、このフェスティバルがなかったら、もしかしたらサマーソニックやVフェスティバルの誕生もなかったかもしれませんし、あってもレディングが持っている欠点を改善できていないフェスティバルだったかもしれません。

「都市型フェスティバル」の礎を築いた。その功績は、今も全く錆付くことなく、ここ英国で毎年夏に同じ輝きを放ち続けています。

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