米経済誌『Forbes』が、2009年6月からのこの1年の概算所得を元に、最も収入が多かったミュージシャンのトップ10リストを発表した。今回の高所得ミュージシャンの法則は、「ベテラン勢の活躍」と「コンサート収入」だ。
ダントツトップとなったのは、1980年デビュー、アイルランド出身バンドの“U2”だ。今年、英国最大のロックフェス、グラストンベリーフェスをフロントマン、ボノの背中の緊急手術により出演キャンセルしたにも関わらず、北米やヨーロッパでマッシヴ・ツアーを行い、推定1億3,000万ドル(約113億円)を稼ぎ出しトップに輝いた。しかしその怪我のため、ツアーは全部2011年まで延期になった。来年どう影響するか。
2位は、今年3月にも来日公演を行ったオーストラリアの大御所バンド、AC/DC。1973年デビューで、世界ツアーなどで1億1,400万ドル(約99億円)を稼いだ。AC/DCは、一晩で2億円を稼ぐと言われている。
上位2バンドと、4位のブルース・スプリングスティーン、8位のマドンナ、この4アーティストだけで合計3億7,200万ドル(約323億円)の収入があったとみられている。
そんな中、新人アーティストとしては、レディー・ガガが6,200万ドル(約53億円)で7位に登場。『Forbes』は、新人でこの所得は驚異的だとしている。CD売り上げやコンサートに加え、ポラロイドやヴァージン携帯の広告出演料も加わる。「30ヶ月でニューヨークの下町のクラブからマディソン・スクエア・ガーデンの3夜のコンサート・チケットを売り切れにした」とのこと。この短期間でマドンナを抜いたとは、恐るべき成長株だ。
また業界最強の共働き夫婦、ビヨンセとジェイ・Zがそれぞれ3位と6位にランク・インしている。合算すれば、135億円で1位だ。
『Forbes』は、不況が続く中、業界一の稼ぎどころだったコンサートも減収が見込まれており、来年1億ドルをマークするミュージシャンはいないのではないかと推測している。
Forbes.comが発表したミュージシャン所得番付は以下の通り(概算)。
1.U2(1億3,000万ドル/113億円)
2.AC/DC(1億1,400万ドル/99億円)
3.ビヨンセ(8,700万ドル/75億円)
4.ブルース・スプリングスティーン(7,000万ドル/61億円)
5.ブリトニー・スピアーズ(6,400万ドル/56億円)
6.ジェイ・Z(6,300万ドル/55億円)
7.レディー・ガガ(6,200万ドル/54億円)
8.マドンナ(5,800万ドル/50億円)
9.ケニー・チェスニー(5,000万ドル/43億円)
10.ブラック・アイド・ピーズ(4,800万ドル/42億円)
10.トビー・キース (4,800万ドル/42億円)
10.コールドプレイ (4,800万ドル/42億円)
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