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アナログレコード愛好家やDJに朗報!老舗レコード店発、低価格アナログ洗浄液に迫る(番外編)

2010年7月15日更新

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老舗レコード店フラッシュ・ディスク・ランチ店主、椿氏に低価格レコード洗浄液についていろいろ伺ってきたが、ブラック・ミュージックに造詣の深い椿氏はかつて『レコード・コレクター』誌で「ブラック・ミュージックの裏街道」という連載も執筆していた。もちろんマイケル・ジャクソンも大好き、とのこと。

椿氏、マイケル・ジャクソンを語る

椿氏にお話をうかがったのは、6月10日。この日、丁度東スポがまたまたマイケルの隠し子と名乗る人物が登場したとニュースで報じていたこともありさっそくその話題に。

「なんでも『ビリー・ジーン』の歌のモデルになった女性の子供だって話らしいけど」

「ビリー・ジーン」は大ヒット作「スリラー」の収録曲。

「ところが『ビリー・ジーン』ってどういう歌詞かっていうと“彼女はそうだっていうけど、ビリー・ジーンの子供は俺の子じゃない”っていうような話になってる。だからもしかしたらビリー・ジーンの歌詞の内容に併せて話を作ってんのかもしれない(笑)」

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「ジャクソン5っていうのはまずいえるのは、80年代頃にピークを迎える現代的なポップスの形のはじめころ、原形を示したグループのひとつですよね」

「ポップスの歌の作りが成熟するにつれて歌詞で歌われる内容って変わってきましたよね」

「ワンコーラス目では物語りの導入でツーコーラス目で話が進展してスリーコーラス目から盛り上がっていくとか。その話の展開にそってアレンジもドラマチックになる...」

「今では当たり前に誰でもやってることだけどこういう楽曲の構成って60年代末ころから、ジャクソン5の頃から顕著になってると思うんです」

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「例えば、極端だけどブルースの時代に戻すと、フレディ・キング B.B.キングなんかの50年代以降のアーバン・ブルースっていうのは三段話みたいな構成ですよね」

「一番で、女が出てってやるせないという物語の導入があって二番で、女は油断してる隙に他の男を作って出てったという状況が語られてそこでギター・ソロが入って三番で、その男っていうのが信頼して女の面倒を見てくれと頼んでいた自分の親友だった、
というオチで終るみたいな」

「あるいは韻を踏んだ歌詞なんかも出てくるんだけどウォーキンがトーキンになるとかあくまで言葉上の遊びで」

「ポップスの世界ではNYなんかの職業作曲家が作った曲が主流になるんだけど、それでも物語は、そんなに深くはない」

「それが、60年代後期から70年代初頭のころにシンガー・ソングライターの登場で明らかにストーリー性のある深い歌詞を作る人がたくさん出てくるようになっていく」

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「ビートルズなんかも『ノー・リプライ』ですでにそういうことやってますよね。一番から順に歌詞の物語が進展していって物語に併せてアレンジもドラマチックになっていく、ある種映画を観ているような効果ですよね」

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「モータウンではジャクソン5やソロになってからのダイアナ・ロスのころにこういう音楽の作り方が始まっています」

「ジャクソン5の72年のアルバムに『ルッキン・スルー・ザ・ウィンドウズ』っていうのがあってこの中でジャクソン・ブラウンが書いた
『ドクター・マイ・アイズ』を取り上げているのも象徴的ですよね」

白人ソングライターが提示した新しい歌の作り方をこの頃から黒人たちも取り入れていったのだという。

「そういう曲を黒人が作り出すのが例えばモータウンの作家ならアシュフォード&シンプソンやリオン・ウェア、何人かの作家による匿名チームのザ・コーポレーションとか」

「ジャクソン5の頃のマイケルで僕がすごく好きな『アイ・ワナ・ビー・ホエア・ユー・アー』もリオンの曲です」

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ガット・トゥ・ビー・ゼア

「アイ・ワナ・ビー・ホエア・ユー・アー(ボクはキミのマスコット)」収録

ミュージカル・マッサージ+5

作者リオン・ウェアの自演ヴァージョンはこちらに収録


「ジャクソン5は現代のポップスの原形を提示したグループで、そのポップスの形が成熟してピークを迎えた80年代に
頂点にいたのがマイケル・ジャクソンですよね」


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コメント

THX that’s a great anrswe!

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