英国を代表する一大フェスティバル、ワイト島フェスを無事に終えロンドンに戻ったYABU。予想外の雑用(社長の子どもに算数を教える、日用品の買出しなど)をこなしながらレポートを続けてくれております。今回はロンドンでの小規模無料フェスの模様をお届け。イギリスにおけるフェスの運営体制などもご紹介します。
ケパサ?日本は、梅雨明けにはまだまだ先、って具合でしょうか?こちらLondonは、こないだまでの気持ちの良い気候が嘘のよう、一転して凍えるような寒さです。どのくらい寒いかと言いますと、社長の娘さんが夕方外出する際に、「寒いから」という理由でダウンを着て出かけていきました。6月半ばなのに。今朝の気温は、8℃。
そんなLondonにて、グラストンベリーを翌週に控えせっせこ準備をしながらも、Paradise GardensというLondonの小規模フェスティバルに出店して来ました。
London中心部から少し東に外れたところにあるVictoria Parkという公園で行われる、入場無料のフェスティバルです。東京もそうですが、Londonも狭いながら大きい公園が沢山あって、フェスティバルシーズンには有料・無料問わず、こうしたフェスティバルが複数都心で行われています。
第一回で、「現地に住んでいたら『Timeout』誌で探すのもアリ」と書きましたが、『Timeout』に掲載されているフェスティバルは、主にこういった都心かその付近の公園で行われる、お手軽な小規模フェスティバルです。
そもそもLondonっ子達(というか欧州人達)は、夏に公園に何しに来るかというと、Chill Out(チルアウト)をしに来ます。この「チルアウト」という言葉、音楽ファンならば「チルアウトミュージック」というジャンルもある位なので、耳にしたことがある人は多いはずですが、あまり日本人一般に浸透している言葉ではありません。
「まったりする」とか、「ぼんやりする」とか、そんな風に訳されますが、どちらも適当ではないと思います。実際、音楽ファンでも、「チルアウトミュージック」ってどういうこと?って質問されたら、相手が納得できるように説明することは難しいと思います。
それもその通りで、「チルアウト」とはどういうことかと言うと、「べたつかないちょうど良い暑さの欧州の夏に、天気が良い日にゆっくりすること」だからです。これを聞いてもまだ「?」が消えない人は、一度夏の欧州に行ってみて下さい。空港に降り立った瞬間、絡まった紐が解けた瞬間の様にスッキリと「わかる」はずです。
こればっかりは、日本にいてもわからないと思います。日本で聴いているだけでは、いまいちピンと来ない音楽が、それが産まれた場所に行った瞬間に、全ての合点がいってその魅力に気づける。という体験はよくあります。(ちなみに写真家の石田昌隆さんは、これを「音楽は文化だから本来輸出不可能なもので、音楽に国境はあってそれはとても厚い」と評しています。)
これをするためだけでも、音楽ファンはどんどん海外旅行をして、自分の好きな音楽が産まれた場所に行ってみるべきだと僕は思っています。




























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